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BMW 507 1956 - ハンドメイド・モデル
1954年にメルセデス・ベンツが 300SL をデビューさせたのに対抗すべく、BMW がつくったスポーツ・モデルが 507 である.
シャーシは 501/ 502 と基本的に同じだが、フレームは新設計であり、328 の後継車として位置づけられた.
ホールベースは 503 より短い 2480mm、エンジンは 3.2L の V8 で、ゼニス・キャブレター(32NDIX)を2基に増やし、圧縮比を高めて 150HP/ 5000rpm を達成した.
アルブレヒト・グラーフ・ゲルツによるデザインは、BMW として初めてフェンダーラインがボディと一体化したフラッシュサイドボディを採用し、503 より抑揚の強い躍動したデザインとなった.
ボディサイズは 4380x1650x1300mm で 503 より一回り小さい. 重量は 1330kg.
507 はロードスターのみであるが、オプションでハードトップが用意されていた.
1955年9月のフランクフルト・モーターショーで 503 と同時に発表されたが、準備不足と生産に時間がかかり、販売が始まったのは1956年後半になってしまった.
しかも、販売価格が当初予定の2倍近くまで上がり、1959年に生産中止されるまで252台しか製造されていない稀少モデルである.
このモデルは、ドイツ Revell 社製プラスチックモデルを完成させたもので、何も手を加えず、完全素組状態である.
このキットも同じく、他でも書いたとおり部品の精度が悪いのと、組み立て説明書が雑なので、普通に組んでいくだけではまず完成しない.
従って、部品を切り離してから仮組をしてパーツ同士の納まりを検証してからでないと、接着することはできない.
また、塗装もある程度しか解説されていないので、仮組と同時に塗装の検証も行う必要がある.
特に金型の継ぎ目のずれが大きいのとバリがひどいで、小さい部品ではその形状がはっきりせず、どこでランナーから切り離せばいいのか判断に困る部品がある.
部品の精度は良くないが、エンジン廻りの再現性は比較的良いと思う.
説明書の塗装方法が詳しくないので、実車や箱の完成写真を参考にきちんと塗装をすれば、上の写真のようにかなり見栄えのするエンジンルームとなる.
ボンネットフードは開閉可能となっているが、組み立てるとフード裏側のフレームとシャーシにモールドされているエンジンルーム内のフレームとが干渉してうまく閉まらない - 組み立て方が悪いのか......
仕方なく、開閉機構はボツにして、かぶせるだけにした.
このモデルは車体裏面(底面)の配管類は比較的良く再現されている.
エンジン廻りも含め塗り分けをきちんと行えば、意外と他のプラモデルよりディテールが良いと思う.
BMW は TAMIYA 等の国産のプラモデルではめったに販売されないので、必然的にドイツ レベル等のモデルを入手して完成させることになる.
当然、解説に日本語はなく、精度も悪いので、かなり苦労するが、これも腕試しとして挑戦するしかないのが現状である.
ボディカラーはシルバーとし、仕上げにクリアーを吹き付け若干コンパウンドで磨いてある.
スケール 1:24
2010年01月01日完成