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BMW のモデルカー
BMW の M のモデルカー
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BMW はどの車種もスポーツ性能に重点が置かれていますが、その中でも特にスポーツ性能を向上させた M3 や M5 等のように M という文字を冠したモデルがある.
これらは、エンジン、足回り、ボディシャーシに更に改良を加え、エアロパーツで武装しているため、外観からも判断できる.
一般的に通常の3シリーズや5シリーズなどに加えて M モデルが発表されるが、M1 のように M モデルしか存在しない車種もある.
M モデルは通常の製造ラインとは別に、BMW の子会社である BMW Motorsport GmbH(BMW モータースポーツ社:現在は BMW M GmbH)が製作し、車のリヤには三色の M カラーのストライプと共に M の文字が輝いている.
M モデルは BMW の正規ディーラーで購入可能であるし、当然、カタログもある.
つまり、メルセデスの AMG のような存在なのである.
BMW の M モデルには多くの車種が存在し、そのレーシングモデルも多く存在するので、とてもここでその全容を紹介できない.
そこで、レーシングモデルは別の機会に譲り、今回はMのストリートモデルに限定してその歴史をたどりながらモデルカーを見て行くことにしよう.
M モデルの第1号は M1 .
「シルエット・フォーミュラ」と呼ばれるメイクス・チャンピオンシップを制するため、開発コード E26 と呼ばれる BMW 初のミッドシップ・エンジンを搭載したモデルが開発された.
エンジンまわりはランボルギーニ社と提携、ボディデザインはジウジ・アローによるイタル・デザインに委ねられた.
途中でランボルギーニ社との提携が解除されるなど紆余曲折を経て、1978年秋のパリサロンで M1 はデビューする.
しかし、生産工程の非効率さが価格の高騰を招き、456台しか生産されていない.
BMW M1 のモデルカーは、レーシングモデルには多くの種類があるが、ストリートモデルでは 1/43 スケールがミニチャンプスから発売されている.
通常品のカラーはホワイト、オレンジ、レッドの3色だが、BMW 特注品ではホワイト、オレンジ、レッド、グレー、ブルーの5色がそろう.
2004年に M1 の25周年を記念してストリートモデルとレーシングモデルの2台セットがミニチャンプスから発売された.
これは通常品と BMW 特注品とでセット内容とケースの大きさが異なっている.
写真 1 はBMW 特注品のセットで、レッドのストリートモデルと D.Pironi がドライブする1980年のプロカーの2台セット.
写真 2 は通常品のセットで、ホワイトのストリートモデルと P.Depailler がドライブする1979年のプロカーの2台セットとなっていて、2525セット限定発売された.
このように、BMW 特注品と通常品で異なるものが存在するのも Porsche などと同じように BMW のミニカーの特徴である.
![]() 1) M1 25周年記念セット BMW 特注品 1/43 |
![]() 2) M1 25周年記念セット 通常品 1/43 |
2番目の M シリーズは M1 のデビュー1年後の1979年9月に誕生した M535i.
E20 と呼ばれる初代5シリーズに BMW モータースポーツ社が高性能化を図ったモデルである.
BMW から送られた528i 用のボディに M1 と同じ 3.5L のエンジンを積み、足回り等をチューニングしたモデルで、M1 の様に初めから開発したものではなく、現在の M スポーツのような存在であった.
そのため、M5 のようなストレートな名称を用いず、M535i となってい.
残念ながらこの M モデルのミニカーは販売されていないようだ.
3番目の M シリーズは1983年9月に発表された E24 の初代6シリーズに設定された M635CSi.
1985年に M5 が登場した後、日本およびアメリカ向けに M6 へ名称変更された(従って M6 は日本とアメリカでのネーミング).
つまり、M6 は M635CSi に触媒を付け、若干パワーダウンした USA スペックモデルのことである.
1987年には衝撃吸収バンパー(いわゆるビッグバンパー)仕様に変更されている.
M635CSi のミニカーは、ストリートモデルが 1/43 スケールでミニチャンプスから、1/18 スケールでオートアートから発売されている.
この両者からは BMW 特注品も発売されている.
写真 3 のミニチャンプスの製品は M ではない 635CSi のフロントスカートが使われているが、写真 4 のオートアートの M635CSi シャドーラインでは M のフロントスカートが装備されていて、その違いがはっきりしている.
このあたりは、やはり 1/18 スケールの方がディテールがしっかりしているようだ.
シャド-ラインというのは、ウインドウ周囲のクロームモールがブラックアウトされているもので、現在の M モデルの特徴である.
![]() 3) M635CSi BMW 特注品 1/43 |
![]() 4) M635CSi オートアート通常品 1/18 |
1985年には2代目5シリーズに M5 が誕生している.
E28 と呼ばれる5シリーズには、SOHC エンジンを積んだ M535i が存在していたので、それと区別するために M5 という名前が付けられた.
写真 5 はオートアート製の M5 で、BMW 特注品である.
M5 はこのサーモン・シルバーが BMW 特注品で、オートアートの通常品はバーミリオン・レッドが発売されている.
写真 6 はオートアート製の M535i で、通常品でしか発売されていない.
両者の違いは、外観ではフロントスカート、ホイールおよびフロントグリルの M エンブレムに見られるぐらいで、はっきりとはしていないが、エンジンフードを開けると M5 のエンジンには BMW M Power の文字が刻まれている.
なお、アートアートのモデル・カーは 1/43 でもフロントタイヤが可動である.
![]() 5) M5 BMW 特注品 1/43 |
![]() 6) M535i オートアート通常品 1/43 |
上記の M535i、M635CSi、M5 等はいずれも M1 のようにレースに出場するために造られたモデルではなかった.
しかし、本来 BMW モータースポーツ社はレースをするための会社なので、今度はレース参戦をターゲットにした開発を進めることになった.
そして1986年打倒メルセデスを目標に、現在でも名車の一つである2代目3シリーズ(E30)をベースにした M3 を誕生させる.
前後のフェンダーはブリスター化され、全幅は30mm拡大された.
ルーフエンドから後ろを作り直してリアウインドウをより寝かせ、トランクをハイデッキ化し、大きなリアウイングを備え、フロント・スポイラーやサイドスカートの効果が加わり、Cd値をノーマルの 0.38 から一挙に 0.33 まで向上させた.
M3 はレースにおいてクラスでは敵なしの成績を残したが、メルセデスもエボリューションモデルを投入するなど戦闘力がアップしてきたので、BMW モータースポーツ社も同様の進化版を投入することに決める.
こうして1990年、エボリューションモデルの規定に沿って500台のみ生産されたのが、M3ス ポーツ・エボリューション(通称 スポエボ)である.
エンジンの排気量も拡大され、リアスポイラーが角度可変式になり、ホイールが16インチにアップされ、レカロ製のバケットシートが奢られている.
E30 M3 のミニカーは種類が多く最も人気のある M モデルで、いまだに新しいモデルカーが発売されている.
ストリートカーでは 1/87 から 1/18 までのスケールでそろうが、そのほとんどはノーマルの M3 である.
M3 スポエボは、1/43 スケールで初期のミニチャンプスからレッド、ブラック、ホワイトの3色が発売された.
その後金型が新しくなって、ノーマルの M3 が発売され、更には M3 カブリオレも発売されている.
また、1/18
スケールではオートアートから発売されたスポエボがある.
このモデルの可変リアスポイラーは寝ている状態で、リアスポイラーだけみると、ノーマルの M3 のように見える.
ミニチャンプスの初期に発売された M3 スポエボは絶版なので、ネットオークション等で高額で取引されている.
写真 7 はミニチャンプスの京商特注モデルで、ゴールドのホイールを装着しているノーマル M3.
1/43 スケールで2304台の限定発売であった.
写真 8 はオートアートの M3 スポーツ・エボリューションで、ちゃんとバケットシートが装備されている.
![]() 7) E30 M3 京商特注品 1/43 |
![]() 8) E30 M3 Sport Evolution 1/18 |
次に登場した M は、1988年に3代目となった E34 5シリーズの M5.
エンジンは、部品の新設計、給排気系の見直し等が行われ、BMW 史上最強のものとなった.
概観は控えめなフロントエアダムが採用されるにとどまってた.
そして1991年のフランクフルトショーで M 5はマイナーチェンジを受ける.
また、M5 はツーリングボディにも設定された.
ツーリングとは、BMW が用いるステーションワゴンの呼び名である.
E34 M5 のミニカーは、セダンボディのみ 1/43 スケールでシャバクとレベルから発売されている.
シャバクの M5 は、どうみてもノーマルの5シリーズのボディに M5 のシールを貼っただけのような感じである.
ただし、これも M5 の初期モデルと解釈したらよいのかもしれない.
レベルの M5 は少し丸みを帯びたプロポーションで、ちょっとリアリティーに欠けるようである.
写真 9 はシャバクの M5 である.
![]() 9) E34 M5 シャバク通常品 1/43 |
7番目の M は、3代目 E36 の3シリーズに登場した2代目 M3 で、先代の M3(E30)とはコンセプトから異なった、全く新しいものだった.
E30 M3 はレースのレギュレーションに合わせて造られたが、E36 M3 はあくまでも公道での走りに重点を置いたグランドツアラーである.
この M3 も度重なるマイナーチェンジが行われ、セダンとカブリオレが加わった.
さらに5段マニュアルは6段となり、セミオートマの SMG も選べるようになった.
なお、M3には、限定で更にスポーツ性を高めた M3 GT が、レース用に M3 GTR が存在した.
E36 M3 のミニカーは、ストリートカーでは GT 以外の4種類のボディが揃う.
クーペと GTR はミニチャンプス、UT モデルなどから、カブリオレとセダンは UT モデルなどから発売されていた.
M3 GT のミニカーは無いようだ.
M3 は日本ではクーペしか正規に輸入されまかったので、他のボディタイプがモデルカーで揃うのは嬉しい限りである.
M3 クーペの 1/43 スケールのモデルカーは、ミニチャンプスからBMW 特注品で2色、通常品で4色発売された.
その後、面白部品倉庫特注品で2色が発売されている.
ただし、アヴスブルーは3つの発売元から、ダカールイエローは2つの発売元から出ているので、5色が発売されていることになる.
さらに、同じアヴスブルーでも BMW 特注品と面白部品倉庫特注品とで若干色味が異なっている.
写真 10 はミニチャンプスの M3 クーペで、アヴスブルーの BMW 特注品である.
M3 GTR の 1/43 スケールのモデルカーは、ミニチャンプスから通常品のみが3色発売された.
その後、京商特注品で新金型によるシルバーの M3 GTR が発売されている.
写真 11 はミニチャンプスの M3 GTR のストリートモデルで、現在でもオークションで人気がある.
![]() 10) E36 M3クーペ BMW 特注品 1/43 |
![]() 11) E36 M3 GTR 1/43 |
Z3 ロードスターおよびこれをベースに屋根を付けた Z3 クーペにも M モデルが存在した.
Z3 ロードスターのボディーに M3 のエンジンを積んだものが M ロードスター、Z3 クーペに積んだものが M クーペである.
M ロードスターのモデルカーは、1/43 と1/18 がミニチャンプスから、M クーペのモデルカーは、1/87 がヘルパ、1/43 がシュコー、1/18 が UT モデルから発売されている.
これらには BMW 特注品もあり、現在でも入手可能なモデルも存在する.
写真 12 はミニチャンプスのソフトトップを閉めた状態の M ロードスターで、BMW 特注品.
写真 13 はシュコーの M クーペで、これも BMW 特注品である.
![]() 12) M ロードスター BMW 特注品 1/43 |
![]() 13)M クーペ BMW 特注品 1/43 |
次に登場したのは、4代目5シリーズに設定された M5 で、1999年に登場した.
ハイレベルに洗練された M サスペンション、控えめながらその存在感を見せ付ける M エアロパーツなど、ラグジュアリーとスポーツの両方の価値を同時に味わえる仕上がりになっている.
M5 のミニカーは BMW 特注品として 1/87 と 1/43 の2種類のスケールで発売された.
1/87 はヘルパから3色、1/43 はシャバクからルマンブルー、カーボンブラック、シルバーストーン、イモラレッドの4色が揃う.
写真 14 はシャバクのシルバーストーンの M5.
シャバクのモデルカーはフロントドアが開閉可能となっている.
M モデルにはシルバーストーン、フェニックスイエロー、アヴスブルー、イモラレッドのようにサーキットの名称を用いたボディーカラーが設定されていることが多く、これらのカラーは基本的に M モデル限定である.
![]() 14) E39 M5 BMW 特注品 1/43 |
1998年にデビューした4代目の3シリーズには、2000年に M3 が設定された.
ボディタイプはクーペとカブリオレの2種類で、日本にはクーペが正規輸入されている.
2001年にはアメリカのル・マンシリーズ(ALMS)で活躍していた M3 GTR のロードバージョンが発表された.
M3 GTR は M3 のエンジンを強化し、エクステリアを大幅にモディファイしたもので、ボンネットにはクーリング用のスリットが設けられている.
ボディは CFRP(カーボン繊維強化プラスチック)製となり、2シーター化されて更に軽量化されている.
2001年のフランクフルトショーでは、往年の名車の名称を用いた M3 CSL が突如発表され、それは2003年の夏に日本でも実車販売となった.
ルーフには CFRP が使われ、カーボン模様がむき出しとなっている.
CFRP の多用等により、110kg もの軽量化を図った.
数々の改良を加えられたスーパー限定モデルではあるが、足回りの硬さは非日常的なため街乗りには向かないようだ.
しかし、高速走行やサーキットではノーマルの M3 を超えているようである.
E46 M3 のモデルカーは、クーペ、カブリオレ、GTR、CSL と一通り揃っている.
1/87 はヘルパ製、1/43 はミニチャンプス製が多く、BMW 特注品も多くの種類がある.
まず、ノーマルの M3 からみて行くとこにする.
1/43 スケールはミニチャンプス製で、M3 クーペは BMW 特注品で4色、通常品で4色、香港オーナーズクラブ特注品で1色が発売されている.
全てでカラーの重複がないので、全9色となる.
M3 カブリオレは BMW 特注品で4色、通常品で3色がそろう.
1/18 スケールでも種類が多く、BMW 特注品も含めて京商製である.
M3 GTR は2つのタイプがあり、両方ともモデルカーでは M3 GTR となっていてい区別されていない.
一つは M3 GTR のレース仕様と同時に発表された M3 GTR Street で、外観は大型のフロントスカート、小ぶりのリアウィング、カーボンルーフなどである.
1/43 スケールは京商製で、BMW 特注品が1色、標準品が5色発売されている.
もう一つはレース仕様の M3 GTR をそのままストリートにした M3 GTR Steet Version で、外観はレース仕様と同じである.
1/43 スケールはミニチャンプスとイクソから発売されていて、BMW 特注品はカーボンブラックの1色である.
1/18 スケールはミニチャンプス製で、BMW 特注品が4色、通常品が4色発売されている.
BMW 特注品と通常品とに多少ディテールの違いがあり、チタンシルバーは、ルーフがチタンシルバーのものとカーボンの2種類がある.
1/18 スケールはさすがに作りが精巧で、重量もあり、存在感が圧倒的である.
M3 CSL は今のところ 1/18 のみで、京商製の BMW 特注品と通常品で実車と同色の2色が発売されている.
京商製品には M3 CSL のロゴ入りバッグが付属している.
また、M3 CSL にも特注品と通常品とでディテールに若干の違いがある.
写真 15 は BMW 特注品の M3 クーペで、日本限定カラーのフェニックスイエロー. 2000台の限定モデルである.
写真 16 は 1/18 の M3 GTR Street Version で、ミニチャンプスの通常品.
写真 17 は BMW 特注品の M3 GTR Street で、3000台の限定モデルである.
写真 18 は M3 CSL で、BMW 特注品である.
写真右下のバッグのおまけもさることながら、ルーフのカーボンが非常に美しく再現されている.
![]() 15) E46 M3 クーペ BMW 日本限定特注品 1/43 |
![]() 16) E46 M3 GTR Steet Version 1/18 |
![]() 17) E46 M3 GTR Street BMW 特注品 1/43 |
![]() 18) E46 M3 CSL BMW 特注品 1/18 |
2004年に5代目5シリーズに M5 がデビューした.
エクステリアは専用のエアロパーツで固められ、フロントフェンダーにはアウトレットが設けられた.
リアにはステンレス製のエグゾーストが左右2本ずつ出ている.
19インチの専用ホイールの隙間からのぞく巨大なブレーキローターとキャリパーがただものでないことを示している.
エンジンは5L V型10気筒で 507ps、53.0kg-m の性能を発揮する.
サスペンションは、EDC(エレクトロニック・ダンパー・コントロール)を採用し、ボタン操作でコンフォート、ノーマル、スポーツを選択できる.
E60 M5 のモデルカーは 1/18 と 1/43 スケールが京商製であり、1/87 スケールのモデルカーは発売されていないようだ.
両スケールとも BMW 特注品と通常品があり、特注品では 1/18 と 1/43 ともに3色発売されていて、1/18 がシルバーストーン、インテルラゴスブルー、ブラックサファイアで、1/43 がシルバーストーン、セパンブロンズ、インテルラゴスブルーとなっている.
更に、両スケールともドライバートレーニングのリングタクシーが発売されている.
写真 19 は 1/18 スケールで、インテルラゴスブルーの BMW 特注品である.
写真 20 は 1/43 スケールで、イモラレッドの通常品である.
![]() 19) E60 M5 BMW 特注品 1/18 |
![]() 20) E60 M5 通常品 1/43 |
2代目6シリーズは実に14年ぶりの復活である.
その6シリーズに2004年12月にドイツ本国で M6 が発表された.
外観はほとんど現行の6シリーズと変わらないが、ルーフの素材が M3 CSL のようにカーボンで、フロントサイドに M6 のロゴ入りのフィンが付き、フロントバンパーとリヤデフューザーの形状が異なり、4本出しマフラーであることなどの違いがある.
エンジンは M5 と同じ 5L の V10 で、373kW(507ps)を誇る.
同じく7速のSMGを装備し、0 - 62mph が4.6秒、62mph から36秒で停止しするという.
M6 はクーペとカブリオレが設定されていて、先にデビューしたクーペの開発コードが E63 で、後にデビューしたカブリオレが E64 となっている.
M6 のモデルカーは、クーペとカブリオレの両方とも発売されている.
クーペでは 1/18 スケールが京商、1/43 スケールが京商とミニチャンプス、1/87 スケールがヘルパ製となっている.
カブリオレでは 1/18 スケールが京商、1/43 スケールがミニチャンプス、1/87 スケールがヘルパ製となっている.
なお、BMW 特注品はクーペが 1/18 のみで、カブリオレは3種類のスケールで発売されている.
また、アルピナによるモデルがスパークから、ACシュニッツァーのテンションがノレブから発売されている.
写真 21 は 1/18 スケールの M6 クーペで、インディアナポリスレッドの BMW 特注品である.
1/43 に比べ当然ディテールが精巧にできているが、特にホイールの造形はさすがに 1/18 スケールだけのことはある.
写真 22 は 1/43 スケールの M6 カブリオレで、ブラックサファイアの BMW 特注品である.
![]() 21) E63 M6 クーペ BMW 特注品 1/18 |
![]() 22) E64 M6 カブリオレ BMW 特注品 1/43 |
5代目3シリーズでは2005年のデビュー2年後の2007年後半になって、待望の M3 クーペが発売された.
なんと USA より先に詳細発表と予約が日本で始まった.
第4世代の M3 は直列6気筒を捨て、新開発のV型8気筒エンジンとなり、滑らかで驚異的なパワー(最大出力 309kW)を発生.
剛性に優れた軽量化ボディとカーボン・ファイバー製ルーフが低重心化に貢献し、より安定した走行性を実現している.
MT でも、左右のハンドルが選択できる.
M3 セダンは、2008年3月に日本でも発売された.
M3 セダンは E36 のときに設定があったが、日本では正規に輸入されなかった.
E90 になってやっとセダンも正規輸入されるようになったのわけだ.
基本性能はクーペと同じであるが、最大5人の乗員への対応、後席への快適な乗り降り、といった4ドアセダンならではの機能性と居住性が加わっている.
M3 のモデルカーは、まずクーペが日本予約開始と同じ時期にモデルカーも発売された.
1/18、1/43、1/87 の各スケールで BMW 特注モデルが3色ずつ発売されている.
M3 カブリオレは 1/18 が2色、その他のスケールは3色ずつ発売されている.
なお、3シリーズのクーペとカブリオレの 1/43 スケールは AUTOart 製だが、M3 の場合は MINICHAMPS 製である.
BMW 特注モデルには2007年のフランクフルトショーでの BMW ブースのみで発売されたインテルラゴスブルーの M3 クーペがあり、通常の特注モデルでも発売されていない限定カラーである.
また、MINICHAMPS の通常品には Linea Giallo という、イエローカラーのシリーズがあり、BMW は M3 クーペのみ発売されている.
写真 23 は、その Linea Giallo シリーズの M3 クーペで、2009台限定発売されたもの.
写真 24 は、インテルラゴスブルーの M3 カブリオレで、BMW 特注品である.
![]() 23) E92 M3 クーペ Linea Giallo 1/43 |
![]() 24) E93 M3 カブリオレ BMW 特注品 1/43 |
※ 以上の文章は2005年2月25日にミニカーショップイケダより発行された「ミニカーマガジン」3月号に掲載された「BMWのMモデルのミニカー」を2009年12月20日に加筆修正したもので、一部2005年2月現在の状況に基づいて表現されている個所があることをご了承ください.